捻挫・打撲・挫傷によくある症状
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段差に
つまずき
足首を捻挫した -
相手チームの
選手と接触し、
腕を打撲した -
戸棚の角に
頭をぶつけて
青アザができた -
手首を捻って
まだ痛みが
引かない
日常生活で気をつけたい捻挫・打撲・挫傷について
「転倒した際に手をついて手首を捻ってしまった」
「頭をぶつけてたんこぶができた」
など、日常生活の中でこのような経験はありませんか?
捻挫や打撲、挫傷などのケガは、
スポーツだけではなく、日常の中でも起こるケガです。
捻挫・打撲・挫傷の症状や原因、
また、日常生活のなかではどのような時に起こりやすいのか、
正しい対処方法や予防するためのポイントについてご紹介します。
捻挫・打撲・挫傷でお悩みの方に
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電気療法は、慢性的な痛みやしびれ症状の緩和や、捻挫や打撲などケガの早期回復などを目的に行います。
長年、肩や首、膝、腰などの痛みに悩んでいる方や、事故による後遺症を抱えている方におすすめです。
また、身体に微弱電流を流すことで身体のトータルバランスが整い、自己治癒力アップが期待できます。
捻挫・打撲・挫傷が起こるのはなぜ?
捻挫や打撲、挫傷といったケガはスポーツや事故だけでなく日常生活の中でも起こるケガです。
打撲だと思っていたら「実は骨折していた」というケースもあるため、捻挫や打撲、挫傷だからといって軽視せず正しい対処が重要となります。
まずは、捻挫・打撲・挫傷それぞれの原因や症状についてご紹介します。
【捻挫とは】
捻挫は、関節を捻ることにより、軟骨や靭帯、腱、筋肉を損傷した状態を指します。
◇原因
捻挫はスポーツ中のケガで最も多いケガといわれています。
スポーツに限らず、転倒や、バランスを崩した時に手をついて手首を捻挫するといったケースもあり、日常生活のなかでも起こり得ます。
◇症状
軽度であれば軽い痛みや腫れ、内出血などの症状は時間とともに自然と回復する場合もありますが、靭帯の断裂や筋肉の損傷などがあれば自然に症状は改善せず、医療機関にて適切な処置が必要となります。
また、靭帯が強く引っ張られることにより骨の一部が剥がれる「剥離骨折」を招くケースや、強い圧がかかることでの「圧迫骨折」が起こるケースもあります。
【打撲とは】
打撲とは、外部からの強い衝撃により皮下組織を損傷した状態を指します。
症状としては、患部に痛みや腫れを生じます。
捻挫との違いは、腱や靭帯、筋肉を損傷などの損傷を伴わないという点です。
◇原因
硬い物に身体をぶつけることにより起こる打撲は、事故による衝撃やスポーツによる人間同士の接触事故でも多く起こります。
日常生活のなかであれば、戸棚の角に頭をぶつけた時にできる「たんこぶ」も打撲の一種です。
足腰の弱いお年寄りの方はバランスを崩しやすい傾向にあるため、段差につまずいた時や、階段やベッドから転倒した際に打撲するケースも多くあります。
打撲は時間とともに症状が悪化する場合もあります。
経過をよく観察し、痛みや腫れが時間とともにひどくなる場合はすぐに医療機関を受診しましょう。
◇症状
打撲をすると皮下組織が損傷し、内出血があらわれ患部に腫れを生じます。
手や足などを打撲した際には、神経や血管が圧迫されることもあり、痺れや麻痺が伴うケースもあります。
このような症状であればすぐに医療機関にて適切な処置を受けましょう。
【(筋)挫傷とは】
「筋挫傷」はあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、「肉離れ」の正式名称のことです。
筋挫傷は、筋肉や腱に外からの強い衝撃や、無理に伸ばすなどした際に筋肉が断裂を起こして痛みを生じます。
◇原因
急に走る、ジャンプするなど、筋肉に急激な負荷がかかると、収縮していた筋肉が急に伸ばされて筋肉の一部が断裂することがあり、これを筋挫傷と呼びます。
ふくらはぎや太ももにに生じるケースが多く、スポーツ中はもちろんのこと、筋肉疲労が蓄積していたり、硬くなったまま足を伸ばしたり軽い運動をすると筋挫傷を起こすこともあります。
◇症状
発症直後から強い痛みがあらわれ、内出血や腫れを生じます。
多くは部分的に断裂を起こしますが、中には完全に筋肉を断裂してしまうケースもあります。
また、筋肉が急激に引っ張られた際に骨ごと引き離され「剥離骨折」を起こす場合もあるため、外傷がなくとも痛みが長引く場合には適切な処置が必要となります。
悪化させない!捻挫・打撲・挫傷の正しい対処・予防方法
これまで捻挫や打撲、挫傷などのケガの応急処置には「RICE処置」が一般的でした。
RICE処置とは、「安静」を第一に考えた応急処置方法のことで、Rest(安静)Ice(冷やす)Compression(圧迫)Elevation(挙上)これらの頭文字から名付けられました。
しかし近年では、安静を保ちすぎると患部の筋肉が収縮し、回復が遅くなるのではとの考え方から「POLICE処置」が主流になりつつあります。
【応急処置「POLICE処置」】
①Protection(保護)
患部を固定し、炎症の悪化を防ぎます。
②Optimal Loading(適切な負荷)
ケガの回復を早めるために患部に適切な負荷をかけます。トレーナーなど専門家の判断やアドバイスのもと行いましょう。
③Ice(冷やす)
患部の炎症を抑えるため冷却します。凍傷を防ぐために15分ほどで一旦中断し、再び痛みが出てきたら冷やしましょう。
④Compression(圧迫)
内出血による腫れを防ぐために弾性包帯などを使って患部に圧をかけます。
⑤Elevation(挙上)
患部を心臓よりも高い位置で固定します。患部の腫れとむくみの拡大を防ぐ目的です。
【日常生活での予防法】
捻挫・打撲・挫傷などのケガは、スポーツ前のウォーミングアップや、日常生活の中でのちょっとした工夫によって予防できることがあります。
◇運動前にはウォーミングアップを
筋肉が柔軟でないまま突然身体を動かすと、関節の可動域が限られるほか、バランスを崩して転倒する可能性も高まります。
スポーツ前のストレッチはパフォーマンスの質を高めるだけでなく、ケガの予防にもつながります。
◇歩いて下半身を強化
足腰を鍛えることは転倒を防止する目的のほか、腰痛予防にも効果的です。
1日30分程度のウォーキングや、スクワットなどを習慣化すると良いでしょう。
◇テーピング
捻挫が起こりやすい手首や足首などの関節をテーピングやサポーターで安定させることで予防につながります。
◇正しい靴選びで転倒を防止
自分の足にフィットする靴選びも大切なポイントです。
サンダルや高いヒールの靴はなるべく控え、安定感のある靴を履きましょう。
隆健鍼灸整骨院【捻挫・打撲・挫傷】アプローチ方法
当院では「保険施術」「酸素カプセル」「電気療法」「鍼灸(挫傷で使用)」を使用して症状の改善を目指します。
<酸素カプセル>
濃い濃度の酸素に入り、酸素不足を補うことで腫れや痛みを軽減したり、組織回復を促進する効果などが期待されています。
<電気療法>
炎症をとる目的としてマイクロカレントを使用することがあります。
マイクロカレントが身体の活動電位と合うことで細胞の活性化が進めることができます。
<鍼灸(挫傷で使用)>
挫傷の際は鍼灸を使用して症状回復を目指します。
鍼を切れてしまっている筋肉にさすことで筋肉の修復を高めることが期待できます。
鍼を行い、電気を通すこともあります。
鍼を行う際は、腫れがでないように意識しています。
患者さまが少しでも運動ができるように、テーピングを使用し施術を行うこともあります。
また、「捻挫・打撲・挫傷した際は、応急処置をしっかり行う」ようアドバイスを行っています。
著者 Writer
- 院長:加藤 隆
- 東京メディカル・スポーツ専門学校の柔道整復師科、鍼灸科を卒業しております。
症状がなかなか治らずお悩みの方はぜひ一度ご来院ください。
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